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内覧で印象アップ!ちょっとした工夫10選

「内覧に来てくれた人に、できるだけ良い印象を持ってもらいたい」――これは家を売却する際に、誰もが思うことですよね。
でも、高額なリフォームや大掛かりな模様替えをする必要はありません。実は、ほんの少しの工夫で「この家、なんだかいいな」と思わせることができるのです。

今回は、不動産の内覧で印象をグッと良くするための“小さな工夫”を10個ご紹介します。どれも手軽にできることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

 

1. 玄関は「家の顔」、明るさを意識

最初に目に入る玄関は、第一印象を左右する大事なポイント。靴を出しっぱなしにせず、必要最低限にまとめましょう。小さな観葉植物や照明を少し明るめにするだけで「清潔感」と「温かみ」が生まれます。

 

2. 窓を開けて、空気を入れ替える

家に入った瞬間の「におい」は、想像以上に印象に残ります。特にペットや料理の匂いは気づかないうちに染みついていることも。内覧前は必ず窓を開けて換気をし、空気をリフレッシュしましょう。

 

3. キッチンはピカピカに

生活感が出やすいキッチン。調味料やスポンジは一時的にしまい、シンクやコンロはツヤが出るまで磨くのが理想です。最近は「ステンレス用の簡単クロス」など便利グッズもあるので活用すると時短で仕上がります。

 

4. リビングは“広さ”を演出

家具が多いとどうしても圧迫感が出ます。テーブルやソファを少し動かすだけでも空間が広く見えることも。内覧前には余計な小物を片づけ、視線が抜ける配置を意識してみましょう。

 

5. 香りでさりげなく演出

最近は“香りのインテリア”がトレンド。強すぎる芳香剤は避け、柑橘系やグリーン系など爽やかな香りをさりげなく置くのがおすすめです。アロマディフューザーやリードスティックなども人気。

 

6. 水まわりは「ピカッ」と光らせる

トイレや洗面所は清潔感が命。便座のフタを閉めておく、鏡の水アカを取る、タオルを新品に替える――このひと手間で印象はガラリと変わります。

 

7. 照明を活用して明るさをプラス

昼間でも照明をつけると空間がぐっと明るく見えます。特にLED照明は省エネで明るさも十分。最近は“電球色”が落ち着いた雰囲気を出すと人気です。

 

8. ベランダや庭は「すっきり」が基本

洗濯物や物干し竿をそのままにしておくと生活感が強くなります。可能ならベランダは片づけて、鉢植えやイスを置いて“くつろぎの場”を演出すると好印象です。

 

9. 家具や小物で“今っぽさ”を

高い家具を新調する必要はありません。最近は100円ショップやホームセンターで手に入る小物で、インテリアをアップデートできます。クッションカバーやテーブルランナーなど小物を替えるだけで、家全体の雰囲気が変わります。

 

10. 最後は「温度」と「おもてなし」

夏は涼しく、冬は暖かく。空調を整えておくと居心地の良さが伝わります。また、ペットボトルの水やおしぼりを用意するなど、ちょっとした気遣いは「この家の人は丁寧だな」という印象につながります。

 

●まとめ

家の魅力を伝えるために大事なのは「大規模なリフォーム」ではなく、「暮らす姿を想像してもらえる空気感」をつくること。

玄関やリビングはスッキリ広々と

水まわりは清潔感を第一に

香りや照明で雰囲気を演出

季節に合わせた心地よさを用意

ほんの小さな工夫でも、見に来てくれた人の心に「ここで暮らしたい」という気持ちを残すことができます。

これから内覧を控えている方は、ぜひ今日ご紹介した10のポイントを実践してみてください。きっと家の魅力がより伝わるはずです。