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売却査定はどう頼む?失敗しない依頼方法
●大切な家を売る、その第一歩
「この家を売ろうかな…」と思ったとき、まず頭に浮かぶのが “売却査定” ではないでしょうか。
でも、いざ依頼するとなると「どこに頼めばいいの?」「査定ってどう進むの?」と、不安になるものです。
特に最近はオンライン査定やAI査定など、新しいサービスも増えてきています。便利さの一方で、情報が多すぎて迷ってしまう方も少なくありません。
この記事では、 売却査定を失敗せずに依頼するコツ をわかりやすくまとめました。初めての方でも安心して読み進められる内容ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. 売却査定とは?まずは基本を知ろう
不動産の「売却査定」とは、その物件が市場でどれくらいの金額で売れるかを専門家が評価することです。
査定の結果は、今後の売却活動の基準となる大切な数字。だからこそ、依頼の仕方や選び方で結果が大きく変わることもあるのです。
査定には2種類あります。
机上査定(簡易査定)
住所や間取りなどの情報をもとに、短時間で概算を出してもらう方法。今の相場感を知りたいときに便利です。
訪問査定(詳細査定)
実際に担当者が現地を見て、建物の状態や周辺環境までチェックして算出する方法。実際の売却活動に進むときは、必ずこちらを依頼するのがおすすめです。
2. 依頼前にやっておくと安心な準備
査定を依頼する前に、ちょっとした準備をしておくとスムーズに進みます。
必要書類を確認しておく
・権利証または登記識別情報
・建築確認済証や間取り図
・固定資産税の納税通知書
これらがあると査定の精度が高まり、やりとりもスピーディーです。
家の魅力を整理しておく
「日当たりが良い」「駅から近い」「リフォーム済み」など、家の良さを自分で言語化しておくと、査定担当者に伝えやすくなります。
3. 査定依頼は1社だけにしないのが鉄則
つい「近所の不動産会社にお願いすればいいか」と思ってしまいがちですが、実はそれは失敗のもと。
複数の会社に依頼して比較することが大切 です。
A社:販売力はあるけど査定額はやや控えめ
B社:査定額は高いけど販売実績は少ない
C社:地域密着で丁寧な対応
このように、それぞれ特徴があります。
1社だけだと、その会社の考え方に引っ張られてしまい、相場を見誤る可能性があるのです。
4. 高すぎる査定額に注意!
「うちの家、こんなに高く売れるんだ!」と喜んだのも束の間、実際に売り出してもなかなか買い手がつかない…。
そんな失敗例は少なくありません。
査定額はあくまで「売れる可能性のある価格」。
極端に高い金額を提示する会社には注意しましょう。最初は気持ちいい数字でも、売れ残るリスクが大きく、結局は値下げを繰り返すことになりかねません。
5. オンライン査定とAI査定はどう使う?
最近はスマホから数分で結果が出る オンライン査定 や、AIが過去のデータをもとに算出する AI査定 が人気です。
メリット
気軽に相場を知れる
複数社を比較しやすい
来店不要で時間の節約になる
デメリット
実際の状態を反映しづらい
最終的な価格とは差が出ることがある
ポイントは、 「参考値」として使う こと。
本格的に売却を考えるなら、最終的には訪問査定を依頼するのが確実です。
6. 信頼できる不動産会社を見極めるポイント
査定を依頼する会社を選ぶとき、こんな点に注目してみてください。
・過去の販売実績を公開しているか
・地域の相場や市場動向に詳しいか
・担当者の説明が丁寧でわかりやすいか
・契約を急がせないか
「この人なら安心して任せられる」と思えるかどうか。直感も大事にしてくださいね。
7. 査定を依頼するときの流れ
複数の会社に連絡して、査定を依頼
簡易査定で相場感をチェック
信頼できる会社を選んで訪問査定へ
査定結果を比較・検討
媒介契約を結んで売却活動スタート
大切なのは「段階を踏む」こと。焦らず進めれば、失敗はぐっと減らせます。
8. よくある失敗とその回避法
失敗1:査定額だけで会社を決める
→ 実績や担当者の対応も必ずチェック。
失敗2:書類を用意していなかった
→ 必要書類を揃えておくと査定がスムーズ。
失敗3:契約を急いでしまう
→ その場で即決せず、一度持ち帰って考える余裕を。
●まとめ
安心して第一歩を踏み出そう
不動産の売却は、人生の中でも大きな決断のひとつ。
だからこそ、 最初の査定依頼を丁寧に進めることが成功への近道 です。
複数社に依頼して比較する
高すぎる査定額には注意する
信頼できる担当者を選ぶ
この3つを意識すれば、失敗はぐっと減ります。
今はオンラインやAI査定といった便利なツールもあります。気軽に活用しつつ、最終的には訪問査定で確かな数字を確認するのがベストです。
「売却査定をどう頼めばいいの?」と迷っていた方も、この記事を参考に、安心して最初の一歩を踏み出してみてください。