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仲介と買取の違い|どちらがあなたに合っている?
「家を売りたい」と思ったとき、まず最初に悩むのが 「仲介」か「買取」か という選択です。
どちらも不動産を手放す手段ですが、仕組みやメリット・デメリットは大きく異なります。
「時間をかけても高く売りたい」人もいれば、「できるだけ早く現金化したい」人もいます。
大切なのは、自分の状況に合った方法を選ぶこと。
この記事では、仲介と買取の違いをわかりやすく解説しながら、実際の事例も交えてご紹介します。
これを読めば「自分はどちらを選ぶべきか」がイメージできるはずです。
1. 仲介とは?
仲介とは、不動産会社が売主と買主の間に入り、取引をサポートする方法です。
売主は不動産会社に依頼し、広告や紹介を通じて「一般の買主」を探してもらいます。
仲介のメリット
市場価格に近い、もしくはそれ以上で売れる可能性がある
買主が見つかれば、納得のいく価格で売却できる
物件の価値を最大限に活かせる
仲介のデメリット
売れるまでに時間がかかる(数か月~1年以上かかる場合も)
内覧や掃除、修繕対応が必要になることがある
価格交渉にストレスを感じやすい
事例
あるAさんは、駅近の築15年マンションを仲介で売却しました。
内覧に数回対応し、売却までに半年ほどかかりましたが、相場より少し高い価格で契約が成立。
「時間はかかったけれど、想定以上の金額になって満足」と語っています。
2. 買取とは?
買取とは、不動産会社が直接物件を買い取る方法です。
つまり、買主は「一般の個人」ではなく「不動産会社」になります。
買取のメリット
すぐに現金化できる(最短数日で契約可能)
内覧対応や広告活動が不要
訳あり物件(古家・相続物件・長年放置した空き家など)でも売却可能
買取のデメリット
仲介よりも価格が下がる(市場価格の70~90%程度)
選択肢が限られる(会社によって価格や条件に差がある)
事例
Bさんは、実家を相続しましたが、遠方に住んでおり管理が大変でした。
早く手放したいと考え、買取を選択。1か月もかからず現金化でき、
「手間なくスムーズに片付いた」と安心したそうです。
3. 仲介と買取を比較してみよう
項目 | 仲介 | 買取 |
売却スピード | 遅い(数か月~1年以上) | 早い(数日~数週間) |
売却価格 | 高くなる可能性大 | 市場価格より低め |
手間 | 内覧・掃除・交渉など必要 | ほぼ不要 |
向いている人 | 少しでも高く売りたい人 | 早く手放したい人、手間をかけたくない人 |
4. どちらを選ぶ?判断のポイント
(1)売却までの時間
余裕があるなら「仲介」
急ぎたいなら「買取」
(2)物件の状態
築浅や立地の良い物件 → 仲介で高く売れる可能性大
古家や空き家、トラブル物件 → 買取で手間なく解決
(3)精神的な負担
交渉や内覧に抵抗がある → 買取が安心
少し頑張ってでも高値を狙いたい → 仲介が有利
5. 最近のトレンド:「買取保証サービス」も登場
最近は「仲介」と「買取」の両方を組み合わせた 買取保証サービス も注目されています。
これは「まずは仲介で販売し、一定期間売れなければ事前に決めた価格で不動産会社が買い取る」という仕組み。
「高く売りたいけれど、売れ残るのは不安」という人に人気が高まっています。
6. まとめ
仲介は「時間をかけてでも高く売りたい」人向け
買取は「早く手放したい・手間をかけたくない」人向け
最近は「買取保証サービス」という新しい選択肢もある
家の売却は、一生にそう何度もない大きな決断です。
焦らず、自分のライフスタイルや状況に合わせて選ぶことが大切。
もし迷ったら、まずは信頼できる不動産会社に相談し、**「自分に合う方法」**を一緒に考えてもらうのが安心です。